近年注目の家相診断｜注文住宅　埼玉・越谷・さいたま市

家相と言うと、占いのようなものとして｢胡散臭い｣｢意味なんかない｣などと考える方も少なくありません。しかし、家相は古代中国の「五行説」｢風水｣などを基にした、古くから積み重ねられた環境理論であることをご存じでしょうか？

例えば、家相の中で避けるべき土地として｢池や沼などの水溜まりの近く｣というものがあります。実際、水が溜まっている土地の近くは湿気が溜まりやすく伝染病など病気に罹りやすいのは事実ですし、また湿気により家が傷みやすいのも事実です。ほかにも｢急カーブした川や道の外側は良くない｣ともされており、実際に急カーブした川や道の外側が水害や事故が多いのも事実です。

このような自然と共生してきた先人たちの知恵を集めたものが、いわゆる「家相」なのです。

家相については様々な学問や流派が存在しますが、基本的には古代中国の「五行説」が基になっています。五行説とは世界の事象を｢木｣｢火｣｢土｣｢金｣｢水｣の5つの要素に分けて、物事の吉凶や相性を判断するというものです。

この五行説は日本にも伝わって、日本人にとっても馴染んで定着しています。

例えば家相においては北側には神獣のひとつである｢玄武｣に対応している山や丘が存在するのが吉とされ、東側には｢青龍｣に対応している川が存在するのが吉と言われています。

家相は古代中国から伝わり、長い日本の歴史の中に根づいて発達した環境理論です。もちろんすべてを鵜呑みにしてしまうのは禁物ですが、｢このようにすれば住環境が良くなる｣｢このようにすれば建物が壊れにくくなる｣などの、昔からの知恵が集まっているのが家相です。生涯でも1、2を争うほどの高価な買い物をするのですから、参考になるべき部分を取捨選択して、古代からの知恵を借りるのは決して悪いことではありません。