初めて家を建てるあなたが読むブログ(いろはホーム代表 一級建築士 井沢謙一 Blog)

家づくり5つの落とし穴・・・第2章-1

2014/07/30 13:39

非常識な住宅業界についての話です。


こんにちは。

井沢です。

 

今日は、非常識な住宅業界についての話です。


安らぎの場であるはずの住まいで、

健康が脅かされてます。



「住まい」で「病」になっているんです。



気候は、

住まいの構造と住まいの仕方に影響を与えます。


日本では、

夏は高温多湿、

冬は低温低湿の気候です。



この気候に適した家は、

昔ながらの木造の住宅です。



木、土、紙など自然素材で作られ、

自然の気候を家の中に取り入れてました。



ところが、


気候は変わらないのに住まいの構造と住まいの仕方は

大きく変化しました。



規格型住宅が増え、

合板やビニールクロス等の新建材ばかりです。



呼吸しない素材なので、

家自身、息ができません。


また、プライバシーが重視されるあまり、

「開かれた家(夏型)」から

「閉じらた家(冬型)」に変化しています。




それで、

家の中は湿気とホコリと化学物質で、

アレルギーやシックハウスの問題。

私たちは毎日その汚染された空気を吸っています。



メーカーは家だけでなく、

汚染された空気も売っているんですね。



あなたは、

「住まい」で「病」にならないために、

できれば、

自然素材で家を建ててくださいね。



次回に続きます。